アークザラッド21話の、有名な例のあのシーンを考察していきます。
まずアークザラッド20話ラストです。
リーザはクライブの術にあっさり落とされ、攫われてしまいます。
続く21話、拉致され敵の拠点（研究所）の一室に監禁されるリーザが登場。
攫われシーンは夜であり、また移動距離からしても一日以上は経過したと思われます。
この場面、何故か紅茶がありそれをアップに映しているんですよね。
リーザがこれを口にするシーンこそないのですが、
後のシーンを鑑みて、わざわざこの紅茶を映したことから、この紅茶にはナニかしらの薬が盛られており、リーザはそれを飲んでしまったと推測できます。
そしてセレンディアが入室し彼女はこう言います。
「ようこそリーザさん…いいえ、新しい聖母様。」
セレンディアはリーザに薬を盛れたと確信したタイミングで、やって来たのでしょう。
次にリーザが登場するのは、場面変わって薄暗い謎空間。
リーザはいつの間にか白のワンピースに着替えており、柱に拘束されています。
後の手術のために軽装にさせたのでしょう。そしておそらく下には何も着用していないかと。そして職員たちの力に敵わず、柱に拘束されてしまったのでしょう。
その後改めてセレンディアがやってきたことから、リーザはこの状態でしばらく放置されていたんじゃないでしょうか。
それはもちろん、盛った薬が回ってくるのを待つためです。
そしてセレンディアはリーザの下半身を見て笑い、リーザは驚愕し赤面します。
この二人のリアクションと後の聖母化という名の強制妊娠を鑑みれば、
リーザが初潮or生理によって恥部から出血したのは間違いありません。
ここで全体が見える絵を見て見ましょう。
暗くて小さいのでよく見えませんが、リーザを拡大してさらに画像を明るくします。
リーザの素足の部分、ちょっと赤黒くなっているようにも見えますよね。
これが輪郭とか解像度でそう見えると言われればそれまでですが、
足をつたう赤い液体を作画していたのだとしたら…
「リーザさん。やはりあなたはこうなる運命なのです。運命には逆らいようがありませんわ。」
「私たちのために、生まれ変わっていただけますね？」
「リーザさん、聖母様への準備は整われたようですね。」
セレンディアの台詞です。
リーザは薬を盛られたことを知らないので、
リーザが自然に、まるで望んでいるかのように聖母になるためこのタイミングで生理がきた、と印象付け精神的に追い詰めるために白々しくもこういう言い回しをしたのでしょう。
そしてリーザがこの時、初潮だったとしたら…。初めて女に、赤ちゃんを産める体になったのだとしたら、薬を盛られたとは知らない彼女は、本当に運命なのか、もしくは
自分の体が体が聖母になることを、キメラの赤ちゃんを妊娠することを望んでいるのかと疑ってしまったかもしれません。
この時のリーザの羞恥心及び絶望感は想像するだけでも大興奮しちゃいますね。
